先日ワタシはユニクロのラムウールセーターがなぜ好きか、について書いた。
ユニクロラムウールセーター、毛玉ができる恐怖と、着続けたい衝動と、
家でも外でも着ていたかったので、去年の3月、2990円→1990円になったユニクロラムウールセーター、赤オレンジ、黄色、キャメルの3色買って着回した話だ。
今日は、元日早々一番着倒した「黄色」を手洗いして、全くちじまなかったことを書きたい。
去年の3月買った直後はまだ肌寒かったので、連日着続け、大分薄汚れたけど、春、夏、秋、とシーズンをまたいで、クローゼットのハンガーにかけっぱなしだった。
でも、洋服の虫が大好物のウール100%を汚れたままかけるのは、かなり怖かったから、パラジクロルベンゼンの防虫剤をクローゼットの棒に括り付けていた。
結果この冬、虫食いの穴がひとつも発見されずほっと安堵した。
元旦早々とにかく一番汚れの目立つ黄色を洗濯することにした。
参考のため、以前買ったユニクロのラムウールセーターを、洗濯機の普通コースとアタックでガラガラ回した結果をお見せする。
去年買ったラムウールセーターと数年前のでは、同じMサイズだが、全く同じではないかも知れないが、相当縮じんでしまい後悔した。
そこで今年は洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤が切れていたから資生堂のツバキシャンプーを溶かし、セーターを入れて押し洗いした。
揉んだり引っ張ったり、いつものワタシなら例え手洗いでも豪快に洗ってしまうが、なるべくニット生地を摩擦させないように、手のひら全体で押すように5回くらい水を替えながら洗った。
その後洗濯ネットに入れ、脱水コースを10秒くらいかけ平らに干した。
結果がこれだ。ほとんど縮じんでいない。とても嬉しい。
余談になるが、ワタシが冬場に一番着ていたいのはウールのセーターである。なかでも厚手セーターの動物っぽい香りとゴワゴワした毛の感触が好きだ。
とは言え、ウールのセーターを着てなんともなくなったのは、ここ数年のことだ。
アレルギー体質のせいで、肌に直接ウールが触れるのが耐えられない時期が長い間続いた。
しかし、なんの気なしに朝晩、適当ストレッチを始めたら、いつのまにか肌の悩みが30%くらい消え、少なくともウールが着られるくらいにはなった。
ストレッチが効いたのか、60代という年齢のせいか、さっぱりわからないけれど、ストレッチをするようになって明らかに体型が引き締まってきて似合う服も増えた、いいことづくめである。だから、ウールが着られないウール好きの人も、いつか着られる日が来るかも、知れない。あきらめないで。