2017年11月、ユニクロ「レーヨンエアリーブラウス」レーヨン76ポリエステル24のスキッパータイプのホワイトを買った。
①非日常のホワイト&ブラックスタイル
ある時、題名も中味も忘れたけれど、アメリカの弁護士ドラマで、弁護士の女性が、オフィスで、光沢のある柔らかな白のブラウスと黒のワイドパンツで、テキパキ歩いている姿が、画面から飛び込んできた。
一目惚れした。ホワイト&ブラックの配色とシルク様の生地がもたらすゴージャス感。以来、いつか、こういうブラウスとパンタロンを着ようと思って、頭の裏側に長期保存中だった。
元々、わたしは、ブラック&ホワイトの服に弱い。
白と黒の服装は、世の中で一番選択肢が多い。どんなに流行が移り変わっても白シャツとブラックのパンツが消える日はない。
経年劣化や体型変化で、買い替え需要が起きても、ホワイトシャツとブラックパンツは、多くのメーカーで取り扱っている。
豊富な選択肢の中で、サイズが合い、かつ好きなデザイン、を探すのが大変なパンツでさえも、必死に探せば…たったひとつくらい…わたしのいびつな体型にあったものが見つかる。
つまり、ど定番のホワイトシャツとブラックパンツを中心に、マイワールドを回しておけば、服人生が楽になる。
というのがひとつ。
あとは、白シャツと黒のパンツの在り方に、なぜか無条件に惹かれる、ということ。定番的なスタイルが元来好きだ。
ユニクロの「レーヨンエアリーブラウス」は、題名も忘れてしまったアメリカの弁護士ドラマのホワイト&ブラックのブラウスパンツをイメージさせた。
ボタンなしで、ゆったりと胸元が自然に空いている形と生地感が、ぴったりだと思った。
このような思考回路で、ユニクロのホワイトレーヨンスキッパーブラウスを買う。
しかし、この時点では、肝心かなめのブラックパンツが見つかっておらず、ホワイト&ブラックスタイルは、中に浮いたままだった。
②ユニクロUハイウェストツータックパンツの相性
2019年7月、ユニクロ店舗で、Uレディースのハイウェストツータックパンツのブラックを見つける。コットン100%。
イメージの中のブラックパンツは、より柔らかな素材を探していたけど、このパンツに使っているコットンは、少し袴のようにも見える癖のあるデザインに耐えられるハリのある生地で、非日常感があった。
今は、2021年9月である。2017年レーヨンポリエステル混紡のホワイトスキッパーブラウスを見つけて4年経った。
一昨日やっと、ユニクロ2017ホワイト「レーヨンエアリーブラウス」とブラックの2019Uハイウェストツータックパンツを着る。
足元は遠目にはレザーのローファーに見えない、こともない、アディダス スタンスミスのブラック、サスティナブルタイプ合皮、レザーと違ってフィット感が劣る、を履いた。
スタイルとしてはまぁまあだった。そこそこの満足感。
ところで、2017年ユニクロ「レーヨンエアリーブラウス」は、概ね満足しているけれど、ひとつ不満がある。
着た時、生地が柔らかすぎて襟のカタチが定まらない。鎖骨のあるあたりで、クネクネ襟だけがさまよっているのが気になる。
いちばん大事なエリの形なのに一大事!と思うところだけれど、他のディテールはステキなのだ。気にせず着てるうちに馴染むかも!
もうひとつ。洗濯後のシワのなさが気に入っている。