地面スレスレ フレアジーンズにはキラキラシューズが似合う カンペール、DIANA、 卑弥呼、 バレエシューズ

2021年10月1日金曜日

フレアジーンズ

秋になった。一年前わたし何を着てた?と考えはじめたら軽くパニックになった。

とりあえず何か決めないと次へ進めない。なのに優柔不断の決断力欠如で、気が変わりやすい。効率の良い人生とは無縁の日々を、生まれてからずーっと送っている。

こういうやっかいな性向は、服を着る上でも、存分に発揮される。

手持ちの服で頭に浮かぶのはコートばかり。

アクアスキュータムトレンチコート(古着で約7000円)

バーバリーステンカラーコート(30年近く前ロンドンのヒースロー空港で約7万円)

マックスマーラのカシミアとウールのラップコート(アウトレットショップで約9万円)

などなど。

かつてわたしの服人生は、ロングコートを中心に回った。ところが、還暦前から暑がりになり、冬のウールコート以外はあまり着なくなった。

心はトレンチコートを着たがってるのに、カラダが着たがっていない。トレンチコートの出番がなくなりつつある。とても哀しい。

これまでは、大体気温10度から〜19度まで、トレンチコートを着た。

わたしの地域で言うと、

①10月から12月上旬。

②3月上旬から4月まで。

では、トレンチコートの代わりに何を着ているかというと、基本 わたしの服装は、

①ボトムス

2019ユニクロフレアジーンズ、Lee202 ベルボトムジーンズ、2019ユニクロ JW ANDERSON ベルボトムジーンズ、GAP メンズスリムフィットジーンズ、ユニクロU ハイウエストツータックパンツ、などに

②トップス

2019ユニクロ JW ANDERSON メンズオックスフォードシャツ、ユニクロのメリノウールセーター、無印 ウールシルクセーターなど

のゆる〜いスタイルで構成される。それらの上から

2009年パリの百貨店「ボン・マルシェ」で買ったMEXXの革ジャンバーか、GAPメンズ厚手コットンセーターを着る。

味気ない。だからこそのトレンチコートだった。でも暑いから着たくない。

そこで靴に凝ることにした。

靴の一点豪華主義。豪華と言えるかどうかは、ひとえに本人の気持ちにかかってる、笑。昔から憧れていたけれど、コンバースオールスターでほぼ事足りる生活なので、長年靴を真剣に考えなかった。

靴一点豪華主義に関しては、憧れのひとがいる。日本では、ユニクロとのコラボで有名なイネス•ド•ラ•フレサンジュだ。

80年代はシャネルのモデルとして活躍し、現在はデザイナー、ブランドコンサルタントなど多岐にわたって活躍中。

1957年生まれ、身長181センチ、長年変わらないスキニーなカラダで、流行とは一線を画し、ほとんどの場面にジャストサイズのジャケットとパンツ姿で登場、肩の力を抜いた究極の普通っぽさが、逆にオーラを発していて、ずいぶん影響された。フランスを代表する美女である。

2015年のVOGUEで、イネス•ド•ラ•フレサンジュが、ユニクロデザインディレクター滝沢直己氏との共同作業の服作りに答えているインタビューがある。

イネス・ド・ラ・フレサンジュ、世界の女性を魅了する不変のパリ・シック

インタビューの場でイネスは、デニム、シャツ、Tシャツ、ベルトまで全身ユニクロで身を包み、足元とバッグだけが、アンバサダーを務めていた「ロジェヴィヴィエ」だった。

多くの有名人が着用しているが、例えば、カトリーヌ・ドヌーヴが映画「昼顔」で「ロジェヴィヴィエ」のバックル付きローヒール「ベルヴィヴィエ」を履いている。

新宿 三越伊勢丹の店舗に行って試着したこともある。値段も去ることながら、わたしの幅広足型には合いそうもなく、何よりデザインがわたしのキャラクターに全く合ってないことに気づかされた。

そう言ったロジェヴィヴィエを含むいくつかの検証を踏まえて、2017年くらいから、上限2万円代で、基本フレアジーンズの足元に合いそうなものを中心に買ってきた。

生まれて初めてスニーカー以外で靴のことを真剣に考えたから、ずいぶん苦労した。試しに、靴箱に行って数えたらスニーカー以外は、22足あった。スニーカー中心だからこれらの靴は、一週間に一度程度。棺桶行きまで充分持ち応えそうである、笑。


ドクターマーチン3ホール 約2万円 2017年9月購入

カンペール 4・5センチヒール 25300円 2020年6月。長い丈のフレアジーンズが好きだけど、例外がこの靴を履くとき。とにかくストラップシューズを見せたい一心で、一着のフレアジーンズを足首までカット。

2017年頃?ハイヒールに憧れ7センチヒールを購入。結局数センチヒールをカットするハメに。数回しか履いてない。幅広のわたしの足にダイアナの靴は合う。すっぽり足先をフレアジーンズで覆い、つま先のダイアナだけチラチラ。


ダイアナタッセルローファー 14580円 2018年12月。くるぶし以上の長めフレアジーンズにエナメルローヒールの先をキラリと覗かせるくらいが好きである。
Le Talon バレエシューズ  セールで3190円 2020年6月。つま先が長めに作られている。長い丈のフレアジーンズに履くと足先がほどよく主張。地面に吸い付くようなバレエシューズとジーンズの幅広の裾バランスが好きだ!
リーガル タッセルローファー 23760円 2018年12月。長めフレアジーンズに靴の3分の1覗かせるバランス。
いつ買ったのか忘れた。卑弥呼グループのローヒール。ほとんどブラックとも言える深〜いネイビー。つま先が数センチ長めに設定されている。履いたときの抜群のストレスのなさ、スラリと前面に伸びる靴のシルエット。いちばん好きな靴。元々卑弥呼の靴が足形に合う。20代の頃から多くの卑弥呼シューズを履いた。
 

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