服が決まってもバッグで大コケすることがあるから、あらゆるスタイルに万能なバッグを夢見て随分無駄使いをしてきた。
もっともコーチのショルダーバッグ2007年購入約8万円、ジャック・ル・コーのリスボン2008年購入約9万円が、これまでの最高だからそれほどでもないのかも…。
ケチ道に磨きがかかった昨今は、もっぱらエコバッグをメインバッグとして使う日々。実際、特にコロナ以降、サブバッグだけ気楽に下げているひとを多く見かけ、根拠のない嬉しさが込み上げる。
レジ袋が有料になってから、ありとあらゆる店のエコバッグがレジ横に売られるようになり、必ず手に取ってみるけれど、気に入ったモノを見つけるのはむずかしい。
無印良品のバッグは、昔から心惹かれるデザインが多い。結果的に、現在わたしのエコバッグならぬメインバッグは、全て無印のモノ。大雑把に分けて、カシャカシャ系とコットンショルダー系がある。
カシャカシャバッグとは、防水シートで作られたバッグのことで、カシャカシャ音がするので、カシャカシャバッグと勝手に名付けた。
以下全て無印良品。
❶ネイビーとライトベージュの大小のカシャカシャバッグ。ポリエチレンシートトートバッグ499円と399円。
❷5年くらい?前のMUJI Laboポリエチレンシートバッグ 。4500円くらい。一目惚れだった。初のカシャカシャバッグ。
❸10年くらい前。コットンショルダーバッグネイビー。1000円〜1500円くらい。
Lee202 ベルボトムジーンズの場合。ベルボトムとヨレたショルダーバッグの雰囲気が絶妙、大好きなスタイル。
❹10年くらい前。コットンショルダーバッグ大、小。たぶん1000円以下。メインバッグとして使っているひとを多く見かけたものだ。今も時々見る。安い、カッコいい、悪目立ちしない、いいことずくめのバッグ。洗濯してもこの汚さ、手放せない。もう売ってないもの。
❺数年前のリュック型サブバッグ。メインバッグとして肩にかけたとき、体への馴染み方が秀逸で、特にブラック系の服の場合、コーディネートの邪魔にならない。手に持って、肩にかけて、サマになる頼りになる一品。
❼いつ買ったか覚えてないコットンキャンバス素材のトートバッグ。1000円前後だった。4色全て買い占めた。もちろん一目惚れ。
これらのショッピングバッグたちは、色んな服装にしっくりくるから、使い倒してボロボロになってもまだ現役という、ショッピングバッグならぬ本命バッグここにあり、というくらい好き。
思うに、カシミヤウールのコートや、バーバリー、アクアスキュータムのトレンチコートに、同じくらいの比重のレザーバッグやブランドバッグを持つのも憧れるけれど、
結局のところ、わたし自身は、脱力系のバッグとスニーカーをガンガン組み合わせて、ヨタヨタ歩くのが性に合ってる。
ただ、コットンのバッグは時にカジュアルダウンというより、幼稚に見えることがある。コットンバッグだけが浮かないように、同系色にするのが好きだ。
カシャカシャバッグのような素材は、案外、服のもつ雰囲気をこわさない。検証続く。