kデカ垂れ尻+スエットパンツの脱力系カッコよさについて考える

2022年2月26日土曜日

ユニクロ


日々の決まった時間帯にわたしは正体不明のモヤモヤと焦燥感に襲われる。その多くは将来に対する漠然とした不安や焦りで、考えてもどうしようもないことだ。

そういう堂々巡りな思考に囚われているとき、ユニクロ店舗の前を通りかかると気がつくと入っている。

春夏、秋冬ごとの大量の新製品をひとつひとつ眺めていると飽きることがない。次第に頭の中が別の空気に包まれる。

一体全体どうやって着る?的な妄想に置き変わるのだ。服を着る訓練はすればするほど慣れてくる。それなりに成果が上がるし裏切らない。

いろんな種類の気晴らしや趣味があるけれど、わたしの場合は、服を妄想することで色んなネガティブな感情を乗り切っているようなところがある。

2年近くストレッチに励んでるせいかヒップが引き締まってきた。ユニクロに行っても、これまでは、どうしようもなくみすぼらしく見えるから大嫌いだったスエットパンツばかり目が向く。


ヒップラインは服を着るにあたって非常に重要な要素で、ここを無視してボトムスを選ぶと悲惨だ。

元々垂れて大きなヒップだから、スエットパンツを履くとバックスタイルは致命的に見苦しくなった。

しかし、ヒップラインが少しだけ変化したことでスエットパンツを履いてもどうにか許容範囲になったのだ。

そのことが嬉しくて、嬉しくて、最初の1着を物色中なのだ。スエットパンツを家以外で着たことがない。

テーパードやアンクルパンツもずーっと敬遠してきた。つまり、世の中で一番似合わないアイテムは、スエットアンクルパンツだった。大嫌いな服が着られるとはなんて幸せなんだ。

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