先週金曜日は、2022春夏 UNIQLO and JW ANDERSON の発売日だった。一番気になっていたのは、メンズのシューカットジーンズだ。公式ホームページによると、
わずかにフレアさせた裾のラインが特徴。赤ステッチでJWAらしいアクセントをプラス。
わたしは、2008年にGAPで買ったメンズブーツカットジーンズを10年履いていた。ブーツカットジーンズはフレアジーンズの一種で、元々はカウボーイブーツが履きやすいように裾を広げたのが最初らしい。
参考:BOBSON
裾の広がり具合で言うと、ベルボトムやレディースに見られるような明らかな裾の広がりではないので、ストレートジーンズと区別がつかないものもあった。
少なくとも、2008年当時のGAP店舗のメンズジーンズには、わたしの記憶では、僅かに裾が広がったストレートに近いブーツカットと一般的なブーツカットがあって、両方持っていた。
どうしてメンズブーツカットジーンズばかり履いていたかと言うと、ひとつには、メンズはサイズが豊富、ヒップ96センチだと、レディースの場合最大サイズでも入らないことが多かった。
2つ目は、裾の広がりが大げさじゃないこと。フレアジーンズを履いてます感が希薄、しかもメンズの体型に合わせているので、腰回りが直線的で股上が浅め、つまり、女性特有の曲線的なウエスト、ヒップのラインを強調しないで、わからないぐらいのフレア加減で、ストレートジーンズの気分でいられる、さりげなく膝下の短さをカバーしつつジーンズを履けるということだった。
冒頭の、UNIQLO and JW ANDERSONのシューカットジーンズにもどる。まずシューカットジーンズがどんなジーンズなのかわからないので、調べたら良い説明が見つかったので、引用する。
ジーンズのシルエットのひとつで、全体が細くタイトで、腰や腿回りは細身、スソの部分だけが少しだけ広がったものをいいます。
ジーンズをはいた時に裾がわずかに広がって見えるのが特徴です。
2022 春夏 UNIQLO and JW ANDERSONの中では、このジーンズが強烈に気になっていたので、閉店間際のユニクロ店舗に駆け込み、ホワイト、ネイビー、ブルーの3色展開で、ブルーの32インチを大慌てで試着した。わたしのサイズはヒップ96センチ、ウエスト70センチ、身長170センチ、で、ピタピタじゃないジャストサイズだった。
股上は、浅くもなく深くもなくメンズストレートジーンズを履いてる感覚、試着した32インチは股下72センチで、(わたしのジーンズ股下はくるぶしが隠れる程度の73センチが多い)、くるぶしが半分見えるくらいの丈になった。
ストンと真っ直ぐに落ちたような細身ラインと切りっぱなしの裾が、少年っぽい。中年以降の昭和体型が履いても女っぽい要素が削がれて、中性寄りになった。
気に入ったけれど、過去に経験したことのあるラインであること、手持ちのジーンズでくるぶし丈のジーンズもあるので、今回は見送ることにしたのだった。