手帳は高橋、torinco、淡いピンクの柔らかな手触り、罫線

2022年3月18日金曜日

雑記 手帳

 



やっと捨てられた。

10年以上記録し続けた毎年の手帳である。最初の数年は見開き2ページの1週間タイプ、残りの年数は、一日1ページに、食べたもの、体重、日々の行動、読んだ本、映画、ドラマ、買った服、感動したこと、支えになる言葉などなど日々のあらゆることを書いた。

スーパーのゴミ袋、大サイズに詰め込み、ずっしり重みを感じながら、無事ゴミ集積場に持ち込めた時は、気分爽快になった。

とは言っても、手帳をやめるつもりはない。わたしは手帳愛好家。今まで通り、年末に、ウキウキ、イライラ、若干の焦りと共に、一冊の手帳を選び、これまで通り、スケジュール管理、体重、読んだ本、映画、買った服、好きな言葉、好きな人たちを書き続けるのだ。

ほぼ日、EDiT、LACONIC、能率手帳、と色々使ってみたけれど、ここ5年以上は高橋の手帳だ。

手帳にモノ以上の価値を持たせない、長く続く手帳ブームのあいだも高橋書店は、黙々と手帳を作り続けた。毎年マイナーチェンジする無駄のないレイアウトが好きだ。

比較的新しいシリーズである「torinco1」一日1ページタイプ、薄いピンクの柔らかな表紙、この手触り、鍛え抜かれた罫線、税込1980円。

問題は、2022年のまだ3月だというのに、一日1ページも書く気がなくなったこと。もっと軽やかに生きたい。これまでは、記録=喜びだった。

そういう強迫性障害的な思いこみ、やりかた、そういうのが、今のわたしをカタチ作った。過去は大事だけれど、手帳を保管しなくてもカラダに蓄積されてる。そう感じる。

食べたモノを記録しないこと、年度末には古い手帳を捨てること、この2点を決めたのだ。年末の一大イベント、新たな手帳を買うまで、さて余白をどうしよう?

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