GAP タイダイ柄Tシャツが誘惑する

2022年3月6日日曜日

GAP

 

2021年9月 GAP 自由が丘店

ここ一週間というもの夕食を食べたら、21時のニュースウオッチ9、続いて22時報道ステーション、ニュース23と、ニュース番組の梯子をし続けた。

各方面専門家の方々の解説を聞きながら、息を詰めテレビ画面を見つめる日々を1週間余り続けたらカラダの具合がちょっと変になった。

少しでも正確な情報を共有し危機意識を持つことはとても大事だけど、その一方でわたしは生きている。

そして未だコロナ禍であり、それでも、わたしの周囲は一応昨日と変わらない日常が流れている。有難いことだといつもに増して感じた。ニュースばかりチェックするのはやめようと思った。

きっかけは、冬季パラリンピックの開会式だった。いつものようにテレビをつけると生中継の真っ最中だった。その日はニュース番組を見るのをやめて、開会式ライブを見ようと思った。

白とブルーの光が眩しいばかりにきらめくスタジアムに、入場する選手のカラフルなユニフォーム、多くは国旗のカラーを纏って行進する姿が、不安定になった心にスポンジみたいに沁み込んだ。雪の妖精のような純白と水色のドレスに包まれたプラカードを持つ女性にうっとりする。

厳寒の気候にて、ピッカピカの赤、青、白、緑などのユニフォーム、防寒ジャケット、パンツ、帽子姿に暖かく覆われて行進する選手をウキウキと追っているうちに、硬く閉ざされた心がほぐれていくのがわかった。

年代も障害の種類や程度もバラバラだけど、人は美しく装うことができる。服の力はすごいと思った。

そんなわけで、いったん我慢したGAPのタイダイ柄Tシャツ、キャンペーン広告のMIYAVIもタイダイ柄パーカーであった、やはり欲しい。今着たい服を今着ないでどうする、今でしょ!とばかりに……




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