2020無印「縦横ストレッチデニム バルーンスカート」Lサイズ、デニムだけど縦横無尽に伸びる素材、わたしが履くとふくらはぎが隠れるくらいの丈になる。
もう4月の後半、気温は20度を軽く超えていた。このくらいの気候だと、やっぱり素足でスカートを履きたい。
しかし、スカートに素足だった頃って……時代は、母親お手製、パッチワーク柄のコットンフレアスカートを素足に赤のサンダルを履いた頃にさかのぼる。高校生で1970年代後半だ。
真夏でもストッキングにサンダルを履く方が馴染みのある世代なのだ。しかもわたしの足は傷だらけなので素足にスカートは、長い間かなりの抵抗があった。
そこで、現時点でわたしが考えうる素足以外の選択肢は3つある
①ストッキング
②レギンス
③ソックス
①ストッキングは問題外。履くとツルヌルして不愉快になる。最後に履いたのは10年以上前の知人の結婚式である。
②レギンス。かつてのストッキングにかわって、スカート+レギンスはとても身近なスタイルになった。
コットン素材のレギンスを選べば、痒くなることもないし、冷え防止にもなって、ストッキングより圧倒的に快適だ。
でも、レギンスを履いた時点で、わたしの目にはもはやスカートですらなく、別のスタイルに見える。言葉を変えれば、美しくない、と思うわたしは古い?
例えば、冬場のスカート+ブラックタイツは、スカートの下を足先まですっぽり覆いブラックのラインを作り出す。効果的で違和感もない。
ところが、足首で切れるタイプの一般的なブラックのレギンスは、ブラック、肌色、靴、と視線が分断されるからかなり不利になる。
③ソックス。ブラックソックスにスタンスミスのブラック、このバルーンスカート、2019 UNIQLO and JW ANDERSON の白オックスフォードシャツで外出した。
かなりの違和感だった。
厚手コットンシャツとデニム素材スカートの組み合わせが安っぽくみえた。致命的である。バルーン型に膨らみ、下方向にゆったりとバランスをとるスカートとオックスフォードシャツが馴染まない。
次の日は、思いきって素足にスタンスミスブラック、ユニクロのブラック長袖Tシャツ、バルーンスカートにした。
少なくとも、白シャツよりブラックTシャツのほうが、バルーンスカートのシルエットが際立って、無駄のないコーディネートになった。
季節柄、素足にスニーカーもスッと馴染む。美しいとは言いがたい足だけど、レギンスとスカートを履くよりはずっと良い、と認めざるを得ないのであった。