ユニクロメンズスキニージーンズを買って2週間たった。手帳を開いて数えたら、これまでに5回履いて外出した。
初めて試すジーンズは、果たして浮いてないか、似合っているかどうか、とてもとても気になる。ティーンエイジャーの頃からずっとそうである。
ユニクロのメンズ ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズが似合ってるかどうか確信が持てるまで、街角、街中の鏡の前で確認し続ける。
その様子を見た人々は、バカみたい、と思うだろうか、と自分で自分を哀れみながらもチェックがやめられない。しかたない……持って生まれたサガみたいなものだ。
ユニクロメンズスキニージーンズは、日増しに自分のカラダと気分に馴染みつつある。レディーススキニーと違い下半身に適度に密着しボリュームを抑えコンパクト化する、このテクニック、素晴らしい……
メンズスキニージーンズは、レディーススキニーより密着度は少ない、しかし、両者とも基本は、脚のラインを強調し細く演出する。
スリムフィットジーンズとスキニージーンズの違いがよくわからなかったけれど、全く別物だった。
GAPメンズスリムフィットジーンズはわたしが履くと、下半身ガッチリ型の痩せたおじさん風になる。とにかく骨盤の幅広さが目立つ。
結局、GAPメンズスリムフィットジーンズは、外へ履いて行く気がさっぱり起きなくなった。実は、ザ アメリカンな見た目が嫌いじゃない、困ったことに似合わないのに大好きなのだ。
とにかく履きたくて仕方ない、でも似合わないと心底わかってるジーンズを、公共の視線にさらしたくない、それで家着になってしまった。ていうか今もこれ履いて書いている。
不思議なことに、連日履くうちに目に馴染んできて、これなら外部の視線に晒されてもいいかも、という気分になってるから、ジーンズってほんと不思議だ。