メロンソーダってこんな爽やかな色だった? 意外な見た目のメロンクリームソーダ、ロングスプーンの配し方がステキだ。
ほんのりメロンに染まるおおぶりグラスに、クネクネと渦巻くソフトクリームのかわいらしさったらない。セルフカウンターで受け取ったとき、わたしは見惚れてしまった。
いつも行く無印店舗の入口にはカフェメニュー看板が立っていて、夏場になると、無印メロンソーダのビジュアルが目につくようになる。
ベースであるメロンソーダを作っていただいている佐賀県小城市にある明治35年(1902年)創業の株式会社友桝(ともます)飲料は、ラムネやサイダーを中心とした清涼飲料水の製造をされています。その工場周辺は、水がとてもきれいなところです。夏にはホタルが舞う川もあり、その時期になるとホタルを見にくる人たちで駐車場がいっぱいになるとのこと。また工場の入り口には、一般の人も汲みに行ける水場が設けられていました。
気になるメロンソーダの色ですが、発酵させることで青色の色素がとれる「クチナシ」と、黄色の色素がとれる「ベニバナ」をあわせて緑色を作ってもらいました。画像(左)の色素は原液のため濃く見えますが、できあがりはやさしい緑色。Cafe&Meal MUJIらしい自然な色に仕上がりました。
森林ノ牧場のジャージー牛乳で作ってもらっているソフトクリームと、このメロンソーダの相性は抜群!大人になってからは少しオーダーしづらかったという方も多いかもしれません。シュワシュワと甘くなつかしい味をCafé&Meal MUJIでお楽しみください。
広島市内のアーケード商店街、金座街の喫茶店「ちぐさ」、広島駅ビル内の「風車」、百貨店の福屋や天満屋の喫茶店やファミリー食堂などだ。
広島駅ビルの「風車」は「カフェ風車」として今もあるけれど、商店街に面したビル2階部分にあった喫茶店の「ちぐさ」はいつのまにか姿を消し、天満屋八丁堀店は2012年に閉店している。
平成、令和のメロンクリームソーダは未経験なので、なんとも言えないけれど、
わたしが、昭和40年代から50年代にかけて、喫茶店で飲んだメロンクリームソーダは、アオミドリ色の甘〜い炭酸水と真っ白なバニラアイスの、お馴染みのルックスだった。
アイスクリームディッシャー(バケツに入ったカチカチのアイスをくり抜くスプーン)で型取った、イビツでハーフムーンなバニラアイスがポッカリ浮かんでた。
バニラアイスに添える真っ赤な缶詰めのチェリーは、喫茶店によってあったりなかったりした。
チェリーはなくても、細ながーいステンレスのロングスプーンは必須だった。アイスが溶け出さないうちにすばやく、すくったり、半分程度メロンソーダを飲んで、シュワシュワかき混ぜ、クリ〜ムソーダにするためだった。
参考:https://cafemeal.muji.com/jp/