●葉山、マーロウのプリン、ビール、記録とグルグル思考

2023年5月7日日曜日

雑記 食べる

撮影EK

ひさしぶりに風邪をひいた。ただの風邪だ、と直感でわかる、ちょっと嬉しい。

4日、神奈川県、相模湾に面している神奈川県立近代美術館 葉山館に行き、帰りは逗子駅まで歩いた。4,5キロと言ったところだ。

日没で赤オレンジ色に染まる空に見惚れていたら、はるか向こうに富士山の輪郭が見えた。

あれ富士山じゃない?と言わなければ、見過ごしてしまいそうなほど、白いぼんやりとした輪郭だった。

海からの強風に吹かれ気温が20度を下回り、海岸線に沿って小走りで歩いたせいか、家に帰ったら喉が痛くなっていた。それでも幸せな感覚だ。

途中で出くわした葉山マリーナに入り「マーロウ」併設のカフェで15組目の番号札を取った。約1時間後、相模湾に面したカウンター席に案内され、プリンとビールを食べた。

プリンとビールの組み合わせは初めてだった。というのは、プリン各種とドリンクのセットが1320円で、

ドリンクは、アルコール飲料とソフトドリンクのリストから自由に選べ、モノによって追加料金がかかるシステムだ。

ドリンクもほとんどのモノは追加料金なしだった。私が飲んだ黒ビールは+110円で、お得な気分だった。

ささいなことだけど、決まりきった日常から抜け出す。悪くない感じだ。

あともうひとつ、やめた習慣がある。10年以上続けた一日1ページ手帳、食べたもの、見る、聞く、読む、日々のあらゆることを記録し続けた。

でも、ある日、溜まり続けたサイズも色もバラバラな手帳を見ていたら、捨てたくなったからゴミに出した。

なんでもかんでも記録する習性と、棚の一角を占めている表紙の反り返った手帳を見てるのが辛くなった。

2022年以降、記録することから距離を置くようになった。今使っているのは、見開き月間ブロックと続く2ページに一か月の予定が書き込めるタイプ、高橋の手帳、T’ファミリー手帳1、1485円だ。

10年続いた記録をやめるのは簡単ではない。特に、昨日何食べたんだったっけ?と自問自答するときの間抜けな気分はなんともいえないからだ。




このブログを検索

QooQ