暑い。急に30度超えになって何着ていいかわからない。ユニクロメンズスキニージーンズがそろそろ腿に張り付きはじめた。限界だ。でも、となると何履いたらいいんだろう。
メンズスキニージーンズは、ほどよいストレッチ感と浅めの股上だ。スリムジーンズに近いバランスが好きなのだ。
真夏でもスキニージーンズを履いているひとは、結構いるが、最近はバギージーンズを履いてるひともよく見かける。
バギージーンズはフレアジーンズと似ているが、違うものだ。フレアジーンズが、膝あたりから徐々に裾が広がっているのに対して、
バギージーンズは、足の付け根から裾に向かって幅広なラインが続く。ストンと太いパンツなので、わたしなどが履くと下半身が巨大化する。フレアジーンズ以上に体型を選ぶ。
そろそろ、流行のラインに乗っからなくっちゃいけないという思い込み、古い人、と言われるのを怖がったりすることから、距離を置くべきだ。体型に合わない服はとても損をする。
と言ってる傍から、ひっつめ髪をはじめた。顔型を選ぶ究極の髪型だ。
エラの張った長方形の顔とくっきりとした額の皺。長年ショートカットだったけれど、2年くらい前からミディアムにした。
ショートのイメージが定着しているのと、マスク着用で、久しぶりの友人と待ち合わせすると、雰囲気が変わって誰かわからなくなった、と言われるほどイメージが変わったようだ。
最初は、額のしわを隠すため、20代の頃いらいの前髪プッツンのミディアムヘアにしていた。
でも、厚めにした前髪から透けてみえる額の皺はカッコ悪い、という思い込みから逃れられなかった。
そこで、今度は6対4に髪を分けて、洗いっぱなしの髪をそのままおろしている。首の半ばあたりでブツリと揃えたスタイルだ。
なるほど、額の皺は消えはしないし、顔形も四角のままだけど、ミディアムダウンヘアの全部顔出しは結構似合う、と思った。
全体のバランスが良くなった。以前は、顔がふっくらしているから髪をおろすとますます顔型が強調されるような気がしていた。
ところが、その反対に角ばった顔が和らぎ、服を着た全体のバランスも良くなった。顔全面出しに慣れてきたところで、暑いので次はひっつめ髪に、という格好だ。
ひっつめ髪は、バギージーンズ以上に人を選ぶ。でもバギージーンズをどうしたって履きたい人がいるのと同じで、ひっつめ髪にしたところで構やしない、と思いはじめた。痛い、古い、ウザい、を地でいくのだ!