リーバイス510メンズスキニージーンズ、ブラック、12100円、31インチを買った。5,6回履いた。まだ洗っていない。わたしのサイズはヒップ96ウエスト70(オンナ60代)。
2022年3月、ユニクロメンズスキニージーンズ32インチを購入して、一年半にわたり結構な頻度で履いている。
スキニーは、太ももから膝、膝下から足首まで脚に密着するので、究極のテーパードと言えないこともない。
ちなみに、テーパードとは、腰回りから、膝下、足首にかけて次第に細身になっている形のことだ。ジーンズ、チノパン、ビジネスパンツに至るまで、メンズでは、ストレートと並んで一番多く見るパンツの形だ。
そんなテーパードなスキニーは、脚を引き締めて足首までの足のラインを浮き彫りにし、逆三角形のシルエットを作るので、長いこと苦手なカタチだった。
肩幅が広い、骨盤が張っている、垂れた大きなヒップ、膝下が短い体形なので、ますます逆三角形度が、増し増しになる!
スキニーという言葉のなかった1990年代に、ブーツカットのストレッチジーンズがあった。裾の広がりが控えめなストレートっぽいブーツカットだった。
このシマロンのブーツカットストレッチジーンズを履くと自分に自信が持てた。
ところが、個人の体感では、2000年代終わりあたりから店頭でブーツカットを見なくなった。メンズのジーンズは、テーパードとストレートが中心になり、レディースのフレアジーンズとメンズのストレートジーンズ中心に長らく履いていた。
*現在、GAPではメンズブーツカットジーンズが復活している。
しかし、2022年からユニクロのメンズスキニージーンズ、最近になってリーバイス510スキニーを履いた結果、最も苦手だったテーパードスキニージーンズが大好きになった。
なぜか、テーパードなスキニージーンズを履いているのに脚の短さが気にならない。体型に忠実なジーンズを履く喜びを感じてしまった。
ところで、レディースではなくメンズのスキニーを選ぶのは、レディーススキニーは、一般に足により密着して股上が深い。結果、レギンスのように見えジーンズのように感じない、という理由からだ。
1990年代のシマロンレディースストレッチジーンズは、股上の浅さと強力なストレッチ力があり、とてもスタイル良く見えた。
当時のワタシは30代後半だった。メンズスキニージーンズを履いた60代の今と、決定的に違うのはヒップのラインだ。
幅広な垂れ尻なのは変わりないけれど、シマロンのストレッチ効果と浅い股上で引き締まったバックスタイルを演出できた。
リーバイス510スキニーを履いた60代の私のバックスタイルは、もはや年齢を隠し切れない。
60代のわたしがスキニージーンズを履くときは、老いを感じさせるヒップラインとどうバランスをとるかが、ポイントとなる。
そういう意味でも、締め付けがきつく股上が深めのレディーススキニーより、スキニー度のバランスが良いメンズスキニーを選んだ。
参考までに、リーバイス公式ページより、510スキニージーンズのサイズ表を転載する。
単位:cm
サイズ | ウエストヌード寸法 | ウエスト (仕上り寸法) | ヒップ | 股下 | 前股上 | 渡り幅 | 裾幅 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
W27L32インチ | 68 | 69 | 87 | 79 | 24.5 | 24.5 | 15 |
W28L32インチ | 71 | 72 | 89 | 79 | 25 | 25 | 15.5 |
W29L32インチ | 73 | 74 | 92 | 79 | 25.5 | 25.5 | 16 |
W30L32インチ | 76 | 77 | 94 | 79 | 26 | 26 | 16 |
W31L32インチ | 78 | 79 | 97 | 79 | 26.5 | 26.5 | 16.5 |
W32L32インチ | 81 | 82 | 99 | 79 | 27 | 27 | 16.5 |
W33L32インチ | 83 | 84 | 102 | 79 | 28 | 28 | 17 |
W34L32インチ | 86 | 87 | 104 | 79 | 29 | 29 | 17.5 |
W36L32インチ | 91 | 92 | 109 | 79 | 30.5 | 30 | 18 |
W26L32インチ | 66 | 69 | 87 | 78 | 24 | 47 | 14 |
ユニクロのメンズスキニージーンズも、自分のサイズ中心になるがサイズ表を転載する。
ワタシのリーバイス510スキニー31インチのサイズは、ヒップ97センチ股上26.5センチ、コットン98%ポリエステル2%。
いっぽうユニクロメンズスキニー32インチのサイズは、ヒップ98センチ股上25センチ。89% 綿,7% 複合繊維(ポリエステル),4% ポリウレタン
ユニクロスキニーとリーバイス510スキニーを重ねたところ。ユニクロスキニーが上。
コットン100に近い感覚のリーバイス510スキニー
履いたときのラインは、それほどの違いを感じない。ただワタシは、リーバイス510、コットン98ポリエステル2%のハードなホールド感が好みなのだ。
キツキツなサイズ感が、一日の終わりに緩んでいる感じが好きだ。80年代に履いたコットン100メンズスリムジーンズの感覚を思い出す。
連日履いていると、リーバイス510もある程度の伸びと生地の擦れ感は当然出てくるけれど、耐久性と年数を重ねた味わいはリーバイス510に軍配が上がるのだ。