令和オンナの部屋着、昭和オンナの普段着

2024年5月30日木曜日

スタイル 昭和 平成

ため込んだ服が詰まってるクローゼットを見ながら、これで良いのかグルグル考える。

すると、ユニクロスエットと外出着の中間にある部屋着の必要性に疑問が湧くようになった。

寝間着→部屋着→外出着→部屋着→寝間着のパターンのことだ。

きっと寝間着と部屋着を兼用すれば無駄がない。このパターンの人もきっと多いはずだ。

買ったり捨てたりを繰り返しながら、溜め込んだ自己満クローゼットを眺めるのは、とても好きだけど、ロクに着ないまま在り続けるのは哀しい。


2011年に母があちらの世界に行った。彼女が残したクローゼットは、長年買い集めた愛着のある服や、普段着用のほとんど着た形跡のない服がぎっしり詰まっていた。

45Rのシャツ類やミッソーニのコートなどはあったがブランド志向ではなかった。自分がどんな服が好きなのか理解している人だった。

しかし形見分けの際、母の妹2人、義理の娘、わたしの4人で見まわしても、それぞれ持って帰りたい服がさっぱり見つからなかった。

①サイズが合わない。

②趣味嗜好が違うので欲しいと思わない。

この頃、母が残したクローゼットを思い出すことがある。彼女が30代のころ家で着たパープルのタートルネックがワタシの手元にある。

2009年前後、実家に帰ったときに貰った。161センチで45キロ、華奢な体型だったひとの服の大半は、大柄な娘には小さすぎた。

このタートルはワタシが着ると七分袖になる。ピタッと体に密着するけれどニットなので見た目より着心地が良い。

母は、このセーターと赤系格子のウール膝丈スカート+ホームカバーソックスが、家着=普段着だった。








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