1995年に、日本上陸したGAPの人気はどこへやら、体感では2010年代後半から、徐々に店舗から人がいなくなり、ついに、2023年銀座店もなくなり、GAPの店舗が激減した。
マンネリ化した商品のラインナップに見合わない価格帯、でも、ある時、常態化してた極端な値下げをやめ、2020年秋に、全体に、3,4割ほど、価格を値下げし、ジーンズの中心価格は、従来の6990~7990円から3990~4990円となったことがあった。
でも、いつのまにか元の価格に戻っていた。
そんな、迷走してたGAPが輝きを取り戻している、とても嬉しい。元々、GAPのアメリカンカジュアル一辺倒な商品作りのファンだ。
ワタシは、はっきりは覚えてないけれど、2000年代くらいから、無印とGAPをいったりきたりしながら、コートやジャケットなどの大物以外を、セーター、シャツ、ジーンズを中心に買ってきた。無印でジーンズを買ったことはない、なにかが違う、と感じるからだ。
2017年、履いていたGAPメンズブーツカットジーンズのサイズが合わなくなり、面倒だな、と思いつつー好きなジーンズを見つけるのは一苦労ーユニクロメンズで、ストレートジーンズ34インチを買ってからユニクロで買うことが増えた。
ユニクロのジーンズのラインナップとサイズの豊富さと本格仕様に気が付いたからだ。
それまではサイズがなくて、リーバイスなどジーンズブランドのフレアジーンズをなくなくあきらめていた。
2019年、ユニクロレディースのラインナップにあっフレアジーンズは、ヒップ96センチのワタシにも履けるサイズが揃っていた。
以降、10本、20本?数えてないからわからないけれど、相当数のユニクロフレアジーンズが、勢ぞろいした。
次に、ユニクロメンズスキニージーンズは、ネイビーとブルー、32インチと33インチ、5本くらい買った。
昔から、レディースのフレアジーンズにスキニージーンズは、流行に関係なく、リーバイスなどのジーンズ専門店に行けば、ある程度は揃っていた。
けれども、サイズが多くの場合、レディースだと29インチが最大で、運がよければ、30インチ、というサイズしか揃っていなかった。
どんなに履きたくてもサイズがないから試すことさえできない。
ユニクロのレディースジーンズは、店頭でもたぶん32インチあたりまで揃っている、ネットだとモノによっては36インチまで揃っている。
現在、ユニクロ定番のジーンズが3990円、リーバイスは、店頭に置いているモノは一万円超え、
価格の差も大きいけれど、それ以上に、レディースの場合、サイズが揃わないことで、あきらめるしかない人が多い、と推測する。
30インチ以下しか置いてなければ、ヒップ90センチ超えの人は試すことさえできない。
ワタシは、ヒップ96センチ、バスト78センチ、ウエスト67センチ、「標準体型」の外側にいるらしいが、30インチ以上のジーンズを履く人は世間には多くいるはず、
ジーンズを履かない世代がいる中、ジーンズの良さを肌身で感じている世代は、30インチ以上のジーンズを履く人がいる、と声を大にして言いたい。
ちょっと話が脱線してしまった。
2024年2月、ザック・ポーゼンが、GAPのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼クリエイティブ・ディレクターに就任した。以来、目に見えてGAPの店内が変わった。
アメリカンカジュアルを前面に押し出した路線が、よりはっきりとカタチになり、潔い雰囲気のレディースが並んでいる。レディースの変化はすごくよくわかる。
全世代の全方向に気を配ったユニクロにはない、はっきりとした主義主張に惹きつけられる。
しかし、GAPのレディースも、ジーンズのサイズ展開が30インチまでなのは気になる。本国アメリカでは30インチまでなんてありえないはずなのに。
GAPの価格帯は、ユニクロの約2倍である。
GAPのジーンズは、8990円前後が主流、ユニクロの定番ジーンズは3990円。
GAPがいつもやっている40%オフを適用すると、GAPジーンズ8990円→5394円。
ユニクロは時々3990円→2990円になる。
2倍も価格差があると、ためらう人でも、5394円のジーンズなら買ってみようかな、と思う。
それなのに、レディースのジーンズは30インチまでしかない、GAPは、30インチ以上のジーンズを履く客層を取りこぼしている。
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