先週から今週にかけて、国立国会図書館に通った。1980年代のパーラー「羅甸」について調べるためだ。
「羅甸」のドリアやパフェが大好きだったが、インターネット普及以前なので、今となっては、「羅甸」という喫茶店、パーラー、レストランが、呼び方は店舗によって変化する、一体どんな店だったのかネットには情報がほとんどない。
ワタシはインターネットとaiの限界を知ってしまった。
時代が古くなればなるほど、それほど重大ではない、と判断された情報は得にくいのだ。
ましてや、ネット以前の時代だ。日記は日記帳に書いていた。
しかし、国立国会図書館のサーチ機能を使うと、あのパーラー「羅甸」の足取りが、あちこちに見つかった。
わたしは、息を詰めて「羅甸」の情報を貪るように読み、味わった。
aiやインターネットの情報はこれまでの人間史のほんの一部だけ。デジタル以前の人々が生きてきた痕跡はでてこない。
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