ユニクロのワッシャーサテンスカートパンツを、ついに、買った。
ウエストゴム、ギャザースカート、スカートパンツ?って…。
力いっぱい否定しつつ、街で闊歩する、ユニクロのスカートパンツ、及び、類似のスカート人を、来る日も来る日も、羨望の眼差しで…追った。
下半身をふんわりすっぽり覆い、足首がギリギリ見えるほどのウルトラロング丈、ガーリーで、ロマンチック…なのに、洗濯機でガラガラ洗える……
絶対に着るもんか……と歯を食いしばり、大量陳列されてるロングスカート、スカートパンツ軍団を、全力で無視してきたのに、結局手に入れた。
還暦、バスト80、ウエスト70、ヒップ96。ひどくバランスの悪いカラダの持ち主である。
履いたとたん、なぜこんなに流行っているのか瞬時で理解できた。一般的なギャザースカートを履いたときのように下半身が膨張しない。スッキリする。
セールで1990円だった。店頭には、ブルー系は、明るめのブルーとグレイッシュなブルーと2通りあり、グレイッシュブルーにした。サイズはL。
スッキリ履けるのは良いが、いったい何を合わせればいいのか……、脳内であれこれ着替えていると、軽くパニックになった。
思えば、いつものジーンズを履いてる限り、それほど迷うことはなくなった。うん10年分の歴史がある。
着ては脱ぎ、試しては失望し、たまーに似合い…の繰り返しで、バランスの取り方は、この古びたイビツなカラダが覚えている。
このワッシャーサテンスカートパンツを見たとき、まずは、Vネックのハイゲージニットが着たい、と思った。
ワッシャーサテンスカートパンツのシルエットロマンス的に、王道の着方だ、と閃いた。
無理だった。
次は、やはり王道の白シャツである。悪くはないが、無難過ぎて眠りそうになった。却下。
ユニクロのメンズボタンダウンストライプシャツSサイズを着たら、キリッと引き締まり爽やかになった。
記念すべき第一弾のスタイルに選んだ。アディダス スタンスミスのホワイトを履いた。
シルエットは問題ない。違和感はどこにもない。でも、スカートと自分の間に距離を感じた。浮いている。
次に、以前GAPで買ったレディースのホワイトGジャンを着た。まずまずである。えりを立てると、Gジャンの存在感が増して、フワフワロングスカートとの対比がよい。Gジャンとスカートのサイズ感も悪くはない。
そう、悪くは、ないのである。悪くは、ない→無難→どうでもいい。退屈だ。まだ、フワフワロングスカートにカラダと精神が馴染んでない。
数年前の、ユニクロ イネス・ド・ラ・フレサンジュのリネンジャケットXLサイズを合わせてみた。
イケる!と思った。メンズっぽいビッグサイズジャケットが、フワフワスカートを引き立てている。
意外に合いそうなのが、少し前のユニクロUメンズ開襟シャツMサイズ。ブラウンとブルーが新鮮だ。
まだ着て歩いてないので、検証はこれから。
参照:ユニクロ オンライン