とても怖い………、毎日寝る前に、1日の全てを記録することがルーティンになってたからだ。
1日1ページの「ほぼ日」を買ったはいいけれど、書くことが見つからず、っていうか、面倒で毎日キロクするのが習慣化できず、年末に空白だらけの手帳をみて、ストレスを感じるものの、
新年も、再び新しい手帳を買い、手帳ライフを永遠に夢見続ける、っていうのはありがちだけど、わたしはその真反対。
食べたもの、体重、体脂肪、飲んだ薬、便通、見たテレビ、ラジオ、展覧会、行動キロク、嬉しかったこと、嫌だったこと、感動したこと……、
年々項目は増え続け、いつしか、キロクするために日々を送ってるような有り様になった、笑。
60代で、昨日のことを思い出せないのは怖い。でも、このまま、1日1ページに頼り、直感のまま自由に行動する妨げになるのは、もっとこわい。
バランスよく、日記は日記、時には書かなくたって大したことない、ただただ、日々のキロクが楽しい、という感じであれば本望だけど、
わたしはとてもバランスの悪い人間。上手く手帳ライフを舵取りできないのである。2022年、準備期間として、いつもの高橋の1日1ページ手帳を使い、敢えて、予定と最低限覚えておきたいことだけ書くようにした。
2022年の大晦日、空白ページだらけの手帳を、ビリビリ破ってゴミ箱に放り込んだ時は、ほっとした。スッキリした。
ただし、2023年新年になったからと言って、そう簡単にヒトは変わらない。今も高橋の1日1ページなしでかなり不安。
スッキリ感はある。月間スケジュールがメインの新しい髙橋の薄型手帳を見てると、人生もスッキリ、単純ライフになったような気になるから、手帳効果は馬鹿にならないのだ。
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