2023年2月、やっとユニクロメンズダッフルコートL サイズを買った。生地は、ポリエステル67%、毛33%、12900円→4990円、になっていた。
参考までに、オンナ、ウエスト70、ヒップ96、身長170、体重58キロである。Mサイズでも大きめだった、Lサイズでかなりゆとりがある、肩幅が広いので違和感なかった。
前回までの経過:
2回ほど着た。実はこのコートが去年登場した時から、ユニクロ店舗に行くたび全面鏡の前で、ポーズを取りまくった。
まずは手鏡でバックスタイルを見る。ヒップの位置が歩いても響かないことを確認しつつ、
サイド、フードがネックの後ろにカチッとおさまり、Aラインの見ごろが斜め20度くらいにピンと張ってシャキッと見える。
悪くないと毎回思ったけれど、幾度試着しても決心がつかなかった。
2020年に買った45Rダッフルコート厚手コットンフランネル100%、をもっていたからだ。羽織るとガシッと肩にハマり、45Rのコットンフランネル100%の威力が実感できるコートだ。
ユニクロダッフルコートの方が大分軽い、着心地も羽織ったとたんフワリと包み込むような感じだ。
いっぽう、45Rダッフルコートの肩ラインとわたしの肩は、ピッタリ一致する。それでいてAラインの見頃と袖はかなりゆとりがある。肩を中心に落ちる僅かなAラインのシルエットが好きだ。
次に、どちらがより好きか、あるいは、どちらが優れてるか、という問い。どちらも大好き、どちらも素晴らしいコートだ、と思った。
ただし、ユニクロのダッフルコートはブラウンで、4990円だから買った。本当は、ネイビーの45Rに満足していて、ダッフルコートを2着も持ちたくなかった。
約9万円の45Rダッフルコートと、12900円→4990円のユニクロダッフルコート、を着比べたい強い衝動と、着たことのないブラウンカラー、この2点が、買う必要ない、という強迫観念に優っってしまった……笑。
しかし今回、ダッフルコートを買おうか買うまいか悩んだことは、洋服のタグについて考えるキッカケとなった。
2020年末コロナ禍、店舗で45Rダッフルコートを試着したとき、9万円のノーブランドでは、もちろん買わなかったし、
2023年冬のセール終盤、ユニクロのタグなしの4990円では、買わなかった。ユニクロのダッフルコートだから買った。
検証続く。