ある時から、街の洋服屋さんでバンドカラーシャツやスタンドカラーシャツをよく見かけるようになり、
流行ってるんだなぁ、と傍観しながら数年経った。
そして、先週、そろそろ洗いざらしシャツを補充しようと、地元の無印店舗に行った。
今年も所狭しとずらり勢ぞろいしてるリネンシャツをウキウキ眺めつつ、キョロキョロしてレディースの洗いざらしシャツのコーナーを見つけた。
あるある!とホクホクしながら、この際全サイズ買って、ぴちぴち、ぴったり、ゆったりをエンジョイしようかしらん……と妄想しつつ、
試着するために各サイズを手に取ったら、何かおかしい。
襟の形がスタンドカラーだった。間違えた、とばかりにレギュラーカラーを探すが、溢れんばかりのスタンドカラーの洗いざらしシャツの棚にも、
隣接してる棚にも、どこにも、レディースのブロードレギュラーカラー洗いざらしシャツが見当たらなかった。
スタッフに聞いたら、大型店舗には在庫があるけれど、当店は洗いざらしレギュラーカラーシャツの入荷予定はない、
売り場スペースが限られているためスタンドカラーとレギュラーカラーと両方置くのは難しい、と丁寧に答えて下さった。
その女性スタッフの襟元を何気なく見ると、ベージュのリネンシャツで、スタンドカラーではなくレギュラーカラーだった。
無印のスタッフもレギュラーカラーを着てるのに、レディース洗いざらしシャツのスタンドカラーだけしか置かない、
シャツはスタンドカラーを着てください、というメッセージのようなものさえ感じてしまった、ひねくれ者のわたしである。
ここ数年わたしは、年間通して着るシャツを、無印のブロード洗いざらしシャツから、ユニクロのメンズオックスフォードボタンダウンシャツにシフトしていた。
薄手のブロードシャツに比べて、厚手のしっかりとしたオックスフォード生地が、年々贅肉の目立つ肩回りにしっくりくるようになり、
ユニクロメンズオックスフォードシャツか、2019UNIQLO and JW ANDERSON オックスフォードシャツを、ジーンズに合わせることで、すっかり安心しきっていた。
しかし今年の3月に、ユニクロメンズスキニージーンズを試しに買ったら転機が訪れた。
腰と足にほどよく密着し、下半身がコンパクトになるユニクロメンズスキニージーンズが、これまでのフレアジーンズに取って代わるにつれ、
薄手の洗いざらしブロードシャツが、再び似合うようになったことに気がついたのだった。
歴代の無印レディースの洗いざらしシャツは、S、M、Lと揃えていたけれど、体型が変わったせいで、新たに買ったレディースのXLサイズの白とブルーだけ残して処分してしまったのだ。
メンズという選択肢も当然あるが、最近、メンズのシャツの場合、Sサイズがジャストなのに、シャツの裾だけが幅が足りない、自身の腰幅に比べて足りなくなっている、という哀しい現実を突きつけられた。
そこで、シャツは、レディースのXL、サイズ的にちょうど良く、裾幅も当然メンズのSサイズより幅が広いので、徐々にレディースにシフトしつつあるのだ。
スタンドカラーを否定するものではないが、他ならぬ無印の洗いざらしシャツのファンとして、洗いざらしブロードレギュラーカラーシャツを通年で置いて欲しい、と切に願うのだった!
無印レディース洗いざらしブロードシャツ+2022ユニクロメンズスキニージーンズ
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