わたしは、食べることと同じくらい服を着ることが好きな人間だけど、コート、ジャケットを除いて、 ユニクロ以外を着ることが年々少なくなった。
元々は、上着の下に着るものは、ほぼ、ユニクロ、無印、GAPで揃えていた。ただ年を追うごとに、ユニクロが占める割合が増えた。
特に近年、日本でユニクロの存在感が増せば増すほど、GAPの店舗は活気がなくなっているののが気になる。米国における大量閉店やヨーロッパの店舗の先行きについてのニュースが耳に新しい。
参照:WWD
とてもさびしい。
なんと言ってもGAPは、かつてユニクロもお手本にした企業だ。1969年リーバイスとレコードを売る店から出発し、世界で初めて、自社でデザイン、開発、生産、販売を一貫して手がけるSPA方式をはじめた。
GAPの流行は取り入れるものの、常に、王道のアメリカンカジュアルスタイルを守っている点が好きだ。
ジーンズを発明した国の大衆ブランド、小細工なしのデニムやコットンそのものの肌触りや、手触りが直に味わえる服作りが好きだ。生活着、労働着としての服。そこに魅力を感じる。
2010年の米映画「ソーシャル・ネットワーク」のマーク・ザッカーバーグ役の俳優も、GAPのロゴ入りパーカーを着てた。でも今のアメリカ人にとってGAPというブランドはどんなイメージなんだろう。
参照:GAP